こんにちは!障害児訪問保育アニー事務局の森永です。
新型コロナウイルスの流行で、まだまだ外出は自由にできない状況下にありますね。
特に、障害児や医療的ケア児は、感染すると重症化するため、ご自宅で過ごすことも多いと思います。
アニーでも、今では近くの公園くらいまでは散歩に行ったりするようになりましたが、緊急事態宣言中は外出もできず、ずっと室内で遊んでいました。
でも、子どもと“ステイホーム”なんて簡単なものではないですよね。
保護者の皆さんだけでなく、保育の専門家であるスタッフでも遊びのネタは尽きてしまいます。
そこで、アニーでは、保育スタッフが考えた遊びを、スタッフ同士で共有できる場を作りました。その名も、「保育の宝箱」!早い話が保育のネタ帳です。
みんなで支え合いながら、withコロナの時代でも、できる限り保育を、また保護者の皆さんには子育てを楽しんでいきましょう!という思いも込めて、ご紹介したいと思います。
保育スタッフがユーチューバー!?子どもに刺激を与える手作りおもちゃ
「保育の宝箱」には、日々、保育スタッフが考えた遊びを紹介する動画がアップされています。
今回は、その一つ、「かんたんクラッカー」をご紹介します。
火薬が入っていなくて、大きな音がしないので、小さな赤ちゃんや過敏症の子にも使えるように工夫しています。
おうちにある材料で簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
withコロナの生活へ 保育内容が変容していく中、模索する現場
アニーでは、障害児のご自宅へ担任である保育スタッフが毎日伺い、マンツーマンで保育を行っています。そのため、一人ひとりのご自宅の状況やお子さんの障害によって、保育内容を考え、保護者の方と相談しながら進めています。
また、アニーを利用してくださっている親御さんのほとんどが就労しています。安心して仕事をしていただくと同時に、お子さんが充実した時間を過ごし、少しでも成長を促すことができるように保育内容を考えています。
コロナが流行してからは、自宅に訪問しているスタッフと、在宅勤務をしながら現場をサポートをするスタッフと分かれて働いています。
在宅勤務ではどんなサポートができるのか、考えた末生まれたのが、今回の「保育の宝箱」です。
アニーの保育スタッフのリーダー的な役割を担う、通称“キャディ”が、「保育の宝箱」を在宅勤務中の保育スタッフに呼びかけて始まりました。
「この手遊び可愛いよ」「こんな製作作ってみたよ」「この体操知ってる?」など何でもかまいません。
「みんなはどんなことしているんだろう?」と思っても、このコロナ禍、なかなか交流する機会がありませんよね。宝箱をのぞいて、そこから保育のヒントが得られたらいいなと思っています。
開始してからは、現場の担任からは、こんな声も聞かれました。
いつも巡回に来てくれる保育スタッフの声が聞けて、そして久しぶりに 動画を通して元気な顔を見ることが出来て、私も頑張ろうと思えました。
(写真)手作りの手遊びを披露する保育スタッフ
すべてご紹介できないのは残念ですが、ウクレレを弾きながら童謡を歌うスタッフの動画や、絵本の読み聞かせをするスタッフ、「一緒にダンスしよう!」と踊り、子どもだけでなく、保護者の皆さんやスタッフみんなが楽しくなるような動画もあがってきています。
私自身も動画を見ながら本当に元気をもらいました。
今後、コロナの感染状況がおさまっていけば、遠足やイベントなどアニーの子どもたちが集合して遊ぶ場も再開したいと思います。それと同時に、状況に応じて、新しい保育の方法をみんなの知恵を結集して模索していきたいと思います。
利用希望者向け オンライン説明会実施中!
「障害児訪問保育アニー」「障害児保育園ヘレン」では、今年度、来年度、再来年度に渡って、職場復帰をお考えの方を対象に、利用希望者向け説明会を実施しています。
通年で募集をしているため、4月入園でなくても大丈夫です。現在、アニーはすぐに入園選考ができます。お早めにご相談ください。
毎月「説明会のオンライン中継」を開催しております。ご自宅で気軽にご参加いただけますので、少しでもご興味がある方はぜひご参加ください!