医療的ケアや障害などを理由に集団保育に入れないお子さんのご自宅にスタッフが訪問して保育する「障害児訪問保育アニー」(以下、アニー)。
アニーでは保育スタッフのほかに訪問看護ステーション「ジャンヌ」から看護師がお宅に伺い、医療面などをサポートしています。
障害や疾患のあるお子さんをお預かりする上で、欠かせない役割の訪問看護師。
そんなアニーの訪問看護師たちが頼りにしている存在がいます。
それが、看護SV(スーパーバイザー)のお二人です。
今回は採用担当の寺井が看護SVのお二人にお話を聞いてきました!
<プロフィール>
後藤(左)
仙台で小児科勤務していた際に、震災復興支援していたフローレンスを知る。看護ステーション ジャンヌと病児保育の新プランを立ち上げるために転職。障害児保育事業部へ異動し、アニー立ち上げから関わり現在の看護SVとして勤務に至る
曺(ちょう)(右)
大学卒業後は大学病院の看護師として勤務。出産前後は出版社でオフィスワークをしていたが、また小児看護に携わりたいと転職を決意し、現在に至る。
訪問看護師を支える看護SVのお仕事とは?
寺井:まずはじめに、アニーにおける看護SVのお仕事はどのようなものがあるのか教えて下さい!
曺(ちょう):私達は、安全に保育ができるように保育現場や訪問看護師のフォローをしています。
現場はそれぞれの自宅や外出先となりますが、Webカメラやチャットツールを使って状況を把握し、現場が適切な対応を取れるように後方支援しています。
また、訪問看護師をまとめる立場として入社してくださる看護師さんの面接や研修もしますし、児童に関するカンファレンスも開催してスタッフ間の意識合わせができるようにしています。
寺井:看護SVのお二人は、現場を廻る訪問看護師が、高いパフォーマンスを発揮できる過程にとても大切なパートナーとして伴走しているのですね。
後藤:そうですね。アニーは、保育が主軸の事業です。その中で、医療的視点でもって見極め、知識・技術を発揮することは、保育を支えるうえで、とても大切な仕事です。
寺井:日々、保育スタッフがお子さんを不安なく安全にお預かりできているのは訪問看護師の存在が大きいですよね。
曺(ちょう):そうかもしれませんね。なので、保育スタッフと密に連携してお仕事をしています。
日々、嬉しいの連続!
寺井:一番うれしかったエピソードを教えて下さい!
曺(ちょう):私は看護SVとして入社したのですが、初めはわからないことばかりでした。
しかし、そんな私に保育スタッフ・訪問看護師の皆さんがとにかくなんでも教えてくれて、支えてくれたことが一番うれしかったです。
何でも相談できる環境があるのは、アニーチームの強みです!
寺井:わかります!私も採用で皆さんにお世話になっているのですが、本当に親切にしてくださります。
曺(ちょう):ちなみに、2番目に嬉しいこととしては、後藤さんがお休みできるようになったことです!(キリッ)
後藤:そうだねっ(キリッ)ありがとう!
後藤:私は現場から「これ出来るようになりました!」と報告してくれるたびに、嬉しいことだらけです。
泣く、お返事、人を覚える、イヤだと伝える、おやつを舐める、手が伸ばせる、掴む放せる、きょうだいにヤキモチ、おまるでウンチ……ゆっくりだけど、小さな一歩を前に出す瞬間はそれぞれの現場で毎日あるので、その可愛いお顔は、何にも代え難いです。
子どもたちの成長が、アニー保育スタッフにも訪問看護師にも大きな喜びとなり、やりがいを感じ働いてると知れることは、SVとして嬉しいことです。
曺(ちょう):お子さんが歩いたー!と言う担任の報告で事務局・SV・ジャンヌで大盛り上がりすることもありますね。
アニーの保育スタッフ、訪問看護師、そしてSV、みんな違う場所で働いていますが、それぞれが嬉しかったことなどを共有できる環境が整っているのも、アニーの魅力ですよね。
多様性が強みです!
寺井:アニーの訪問看護師の方々について教えて下さい。
曺(ちょう):小児科から転職してきた方も居れば、成人看護を経験した方もいるチームなので、経験が様々で、発想も豊かなのが特徴です。そして皆さん、とにかく優しいのが共通しています!
現在は2チームに分かれて訪問看護を行っていますが、チームワークが素晴らしく、自分たちで考えて自分たちで行動ができるそんなチームです。
後藤:曺さんが言う通り、本当に様々な人がいて、きっちりタイプや柔軟タイプ、それぞれライフステージも違う方が活躍しています。
みなさん、他者の意見を否定せずに、素晴らしいチームワークを築けています。
そして真面目!!大切なことだけど、私にはないから見習いたい……(笑)
寺井:本当にいろんな経歴を活かして活躍されている方が多いですよね。だからこそ、良いチームワークが築けているのですね!
進化し続けるアニーの訪問看護師!
寺井:今後、挑戦していきたいことについて教えて下さい!
曺(ちょう):今後はより他職種を配置して、アニーを利用しているご家庭の支援を充実していきたいなと思っています。
後藤:私は、現場で訪問看護を経験したメンバーが看護SVになってほしいです。
他にも、フローレンスの看護師として、アニーだけに留まらないキャリアを作り上げていきたいなと思っています。
寺井:フローレンスでは他にも障害児保育園ヘレンや新規事業、そして事務局など看護師の方が活躍できる場が沢山あり、一人ひとりに合わせてキャリアを積んで行けるのも魅力ですよね。
後藤:看護研究の発表意欲のある看護師もいますので、保育と看護の協働と重要性について成果を知ってもらいたいと思っています。ひいては、アニーのような事業が世の中に広まれば良いなと思っています。
寺井:アニーの訪問看護師に向いている人ってどんな人ですか?
曺(ちょう):新しいことが好きで、チャレンジしたいと考えている人ですかね。明るく前向きな人!
後藤:社会を変えるぞという思いがありながらも、目の前のお子さんに向き合うことも同時に楽しめる人!
寺井:訪問看護師のみなさん、本当に生き生きと楽しく働いている印象があります。
私達と一緒に働きませんか?
寺井:最後にアニーの訪問看護師に興味がある方へ一言お願いいたします。
曺(ちょう):是非、私達と一緒に新しい看護にチャレンジしませんか?
後藤:社会は相変わらず厳しい一面もあります。まだまだ既存の仕組みでは、支援しきれない人たちが沢山います。だから、私達は、新しい訪問看護師の在り方を模索しながら日々仕事してます。まだない未来の看護師像をいっしょに作りませんか?
寺井>:本日はありがとうございました。アニーの今後が楽しみです!
いかがでしたでしょうか。アニーの保育を医療側から支える看護師たちのフォロー役、看護SVの魅力が伝わりましたか。
現在フローレンスでは、看護SVはじめ訪問看護師と共に働く仲間を募集しております。
アニーの訪問看護師の世界を少し覗いてみたいなと思った方はぜひ、「障害児保育のお仕事説明会」への参加をご検討ください!
まだまだ転職を考えていない方、情報収集の方も大歓迎です!
みなさんのご参加お待ちしております!