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アニーだより

求職中でも障害児保育が利用できる?実例紹介

  • hatena

仕事復帰にあたり、避けては通れない「保活」。
障害児や医療的ケア児を子育てする親御さんの中には、出産を期に仕事を一旦離れたけれど、もう一度働いてみたい!と保活を進めている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、お子さんに障害や医療的ケアがあると、預けられる保育園自体がまだまだとても少なく、園を探すこと自体がとても困難な実状があります。また、お子さんの預け先が決まらないと就職活動も難しいのが実情ですよね。

でも、あきらめないでください。アニーは求職中でも使える可能性があります!

アニーは「居宅訪問型保育」という保育の制度を使っています。
ご自宅で保育を行う、という点が通常の保育園とは違うものの、保育園と同じように1日8時間、保育指針をもとにマンツーマンでお子さんの可能性を最大限に伸ばす、ていねいな保育をおこなっています。

アニーの利用にあたっては保育要件を満たす必要があるのですが、多くの自治体では、「両親が働いていること」以外にも「求職中」を要件にしています。
※要件は、お住まいの自治体によって異なります。ご確認ください。

今回は、求職中にアニーを利用し始め、現在はお子さんが認可保育園に転園となったMさんにお話を伺いました!

Mさん:
アニー・元利用者。
お子さんに心疾患があり、1歳からアニーを利用。現在は認可保育園に転園。

――医療的ケアが必要なお子さんを子育てしながら仕事復帰をすることを、迷っている方もいらっしゃいます。復職を考えたきっかけはなんでしたか?
娘は先天性心疾患児です。産まれてから3ヶ月の入院を経て退院してからは在宅酸素療法を続けていました。治療を進める中で根治治療の道筋は示されたものの、心疾患というハンディキャップと共に娘は生きねばなりません。娘には困難な状況であっても自分の人生を切り拓いてほしいと願っています。その励みとなるよう同性の親である私が頑張っている姿を見せたいとの想いがありました。
また、将来を見据えて、経済的な面からも早めに再就職すべきとの判断がありました。娘は医療機関のお世話になることが多いので、将来医学の道を進みたいと考える可能性もあります。そんなときに、選択肢をたくさん提示してあげられるように経済面でも余裕を持ちたいと考えました。

――ご自身の保活の状況はどうでしたか?
まずは、いくつかの認可保育園に電話をかけてみたのですが、「働いていない」ということで点数が足りませんでした。認可外の保育園だと費用がとても高く、復職前だと経済的な観点からも通わせるのは非常に難しいと感じていました。また、心疾患があり在宅酸素療法もしていた娘を普通の保育園で預かってもらえるのかな……という不安もありました。


――そんな中で、アニーの存在はどうやって知ったんですか?
もともとフローレンスの存在は知っていましたが、区で配られている保育園のパンフレットの中に、「訪問型の保育で、医療的ケアが必要な子どももお預かりできます」という記載があり、区役所に問い合わせたのがアニーを知ったきっかけです。ホームページを調べると入園の説明会があったのですぐに申し込みました。

――アニーが求職中でも使える可能性があることはご存知でしたか?
はい。保育の制度を使っているので、求職中でも利用できるということは知っていました。
入園説明会に参加したのが、ちょうど娘が1歳になったころで、アニーの入園の目安になっていた年齢もクリアしていたので、スムーズに入園できました。

――アニーに入って、生活はどう変わりましたか?
子どもにとっての良い変化は、外遊びが積極的にできるようになり遊びの幅も大きく広がったことです。子供のプロである保育士さんと常にマンツーマンの保育を実施頂き、時には訪問看護のジャンヌの方も加わって、とても手厚く関わってもらいました。親だけでは難しかった遊びや体験を沢山提供頂きました。

また、それまで同年代の子どもたちと遊ぶ機会がほとんどなかったのですが、他の保育園に遊びに行く「交流保育」を通じて他の子どもたちとふれあう経験を積めたのも娘にとって良い影響があったと考えます。


※現在、新型コロナウイルス感染予防のため、交流保育は一時中止しております。

私自身は安心して子どもを預けることができたので、就職活動時に憂いなく注力できました。2か月以内に就職を決めないと保育を利用し続けることができないという区のルールはプレッシャーでしたが、結果的に短期集中で就職活動をすることができました。前職を辞めてから3年のブランクがありましたが、フルタイムの勤務で収入面でも待遇面でも納得出来る再就職先を見つける事が出来ました。

――現在お子さんはアニーから転園し、集団保育に通われていますが、アニーからの転園はスムーズに進みましたか?
「交流保育」の経験をさせてもらっていたのも勿論ですが、アニーを通じて娘の中に「親以外の信頼できる大人と関わる」という経験が出来ていたので、集団保育にもスッと馴染めました。

――いま、保活をされている医療的ケア児の親御さんに向けて、メッセージがあればお聞かせください。
「訪問保育、めちゃくちゃいいです!」と伝えたいです(笑)。子どもに医療的ケアが必要だと、荷物も増えるし、移動すること自体がとても大変です。感染症のリスクも恐いですよね。アニーのように自宅に来てくれて、訪問看護の定期利用も出来るのは医療的ケア児を持つ親として安心感があります。

求職中の方の中には、点数が厳しくて、「働きたいのに子どもを預けられないし、子どもを預けられないから働けない」という制度の狭間のジレンマ状態に陥っている方も多いのではと思います。

私もそんな状況をアニーに救って頂きました。まさに我が家にとっての救世主でした。もちろん条件はありますが、ぜひ、一度相談して欲しいです。
また、次は病児保育でお世話になりたいと考えています!


就職していないと保育園には絶対入れないと思われている方も多いかもしれませんが、求職中であっても入園の可能性が全くないわけではありません。

親御さんに同席いただく20日間程度の慣らし保育の期間を含め、「入園から2~3か月以内に就職が必要(期間は自治体によって異なる)」など条件がいくつかありますが、再就職をお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

アニーが、人生の新たなスタートの伴走者になれることを願っています!

 


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障害児訪問保育アニーのご利用を希望される方には、利用案内の動画視聴とZoomによる個別説明会を定期的に実施しています。

2022年春入園をご希望の方はお早めに動画視聴をお申し込みください。
ご自宅で気軽にご視聴いただけますので、まだどうしようか悩んでいるという方もまずはこちらにお申し込みの上、ご相談ください!

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