障害児訪問保育 Annie

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アニーだより

コロナ禍でもマンツーマン保育で安心を届けたい。アニー保育&看護スタッフの感染対策とは

  • hatena

昨年から猛威をふるい続ける、新型コロナウイルス感染症。
「第三波」ともよばれる感染者急増の状況の中で、障害や医療的ケアが必要なお子さんを育てるご家庭では、集団保育や療育センターに通うことに不安がある方も多いかと思います。

障害児訪問型保育アニーは、保育スタッフがご自宅でマンツーマンのお預かりを行うため、感染リスクをある程度抑えながら、ひとりひとりに合わせた保育ができます。
コロナ禍により、より家庭の状況に合わせた関わり方にも関心が高まってきています。今回は、改めてマンツーマン保育のアニーの魅力をお伝えしたいと思います!
※記事の内容は、2020年6月~7月にお知らせした記事から引用しています。

お子さんの体調、家庭の状況にあわせたオーダーメイドな保育

お子さんの体調は日々変わります。また、新型コロナウイルスの動向も刻々と変わっています。アニーでは、ご家庭の状況を親御さんと細かく相談しながら、保育内容を検討しています。

「家にこもりきりで、子どもは大丈夫かな?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご自宅での保育のなかでも、お子さんの感覚を刺激できるよう、身近なものを活用しさまざまに工夫した遊びを行っています。
例えば、紙コップ倒し。保育スタッフと一緒に紙コップを積んで倒すことを繰り返して楽しむ遊びです。

ほかにも、おうちの中でも五感を刺激しお子さんの発達を最大限にのばすため、保育スタッフのアイデアが光る、様々な遊びを行っています。


※コロナ感染拡大以前に撮影したものです。

アニーの保育を支える看護師集団“ジャンヌ”

アニーでは、保育スタッフだけでなく、看護師もお子さんの自宅を定期的に訪問し、健康状態を医療的な目線から見守っています。その看護師たちが所属するチームが「訪問看護ステーション ジャンヌ」です。


※コロナ感染拡大以前に撮影したものです。

看護師は健康管理や医療的なケアの提供だけではなく、訪問する時間に合わせてそのときに行われる遊びや活動にも積極的に参加します。日頃からアニーチームの一員として継続的にお子さんたちと関わりを持っているため、一人ひとりのことを良く知っている看護師たちであり、お子さんたちにとっても、慣れ親しんだ「いつもの看護師さん」です。

感染対策ガイドラインを早期に作成

昨年から続くコロナ禍において、ジャンヌの看護師は話し合いを重ねてきました。
春の緊急事態宣言期間中は、全国一斉休園・休校を受けてアニーの保育も中止を余儀なくされました。もし新型コロナウイルスに感染したら、基礎疾患のあるお子さんたちが重症化するかもしれないという不安は、スタッフにもありました。しかし、保育のみならず訪問看護も休止すると、お子さんと親御さんの孤立はますます深まってしまいます。「ご家庭を訪問し少しでもサポートをしたい」という看護師たちの思いから訪問看護の継続を決めました。

まず気をつけたのは、「お子さんたちはもちろん、自分たちが感染しないこと」。訪問看護における方針と対策を早期に作成し、スタッフ向けの感染対策ガイドラインを作成しました。政府から随時提供される情報に合わせてガイドラインをアップデートしながら、保育時の具体的な対策についても検討しました。

夏には、医療物資が病院でも不足するようになり、訪問看護ステーションでは更に入手困難な状況となりました。ガウンやフェイスシールド、そしてマスクや消毒薬など当たり前のように入手できたものが手に入りません。またあったとしても配布優先順位は病院の方が高くなります。これがなければ感染予防をしての訪問が難しくなると考え、ジャンヌ、保育スタッフが協力しレインコートでガウンを手作りしたり、透明ファイルなどでフェイスシールドを作成したこともありました。


※写真:春夏の物資が不足する中でも、出来る限りの感染対策を実施してきました

手作りであってもお子さんにとって恐怖にならないように工夫したり、なるべく柔らかい素材を使用するなど、お子さんたちやご家族に安心していただけるように試行錯誤し、感染対策を徹底して訪問を続けました。

また、保育スタッフも安心して保育ができるように、保育スタッフ向け感染対策マニュアル・質問集・説明動画を作成。安全な保育環境づくりにつなげています。


※写真はコロナ感染拡大前に撮影したものです

突然のコロナ禍に襲われた2020年。ジャンヌが訪問したご家庭からは、「1日の中で1時間や2時間でも子どもを見てもらうことで自分の時間を作ることができてよかった」という声もあり、ジャンヌの訪問看護が結果的にコロナ禍で精神的に負担が大きくなっていた親御さんのレスパイトケアにつながっていたこともわかりました。

また「しっかり吸引をしてもらえて助かった、胸の聴診をしてもらって吸入が必要か判断ができてよかった」という声もありました。
いつもと違う日々を過ごすお子さんたち、ご家族にとって、「いつも来てくれる看護師さん」の訪問は少しでも安心できる時間となったのではないかと思います。
これからも、感染防止策を都度見直しながらご家族に伴走していきます。

感染防止策を状況に合わせて見直し

アニーでは、ジャンヌや医師の指導のもと、コロナ禍以前から感染防止対策を行ってきました。さらに現在も、状況に合わせて対応策の見直しを続けています。

  • 入室時、退室時、食事やオムツ替えの後などこまめな手洗いうがいの敢行
  • 毎日の検温と体調の報告
  • 保育中の定期的な換気
  • 訪問時のマスク着用を徹底(通勤時と保育時のマスク交換)
  • 保育時の長袖の割烹着の着用
  • 食事やおむつ替えのタイミングなど、場面に応じて手袋やフェイスシールド、透明な使い捨てエプロンを着用
  • 次亜塩素酸ナトリウムを使用して、保育場所や物品を都度消毒

親御さんにも感染防止対策に協力をいただきながら、お子さんを安全にお預かりできる環境づくりを行っています。

親御さんの就労を応援!集団保育を経験する前に利用していただくこともオススメ

アニーは、お子さんの障害の有無に関わらず、親御さんが働くことを選択できる社会をめざしてスタートした事業です。

今すぐ集団保育が難しいお子さんでも、親御さん以外の人とかかわりを持ち、刺激を受けることで成長が促されることは、お子さんの今後にとって必要なことだと思います。

アニーの在園中に親御さん以外の人と関わる経験をしておくことで、将来、スムーズに集団保育に入っていくためのステップアップとしても、ご検討ください!
親御さんの挑戦、お子さんの成長、双方をアニーのスタッフは支えていきます!


利用希望者向けオンライン説明会実施中!

「障害児訪問保育アニー」では、利用希望者向け説明会を実施しています。

入園には説明会への参加が必須となります。2021年4月入園をご希望の方はお早めに説明会にご参加ください。

説明会はオンラインで開催しており、アニーの説明会動画は随時視聴も可能となっています。
(ご希望の方はフォームの「参加希望日」で「障害児訪問保育アニー(随時視聴可)」をご選択の上お申し込みください。)

時間を選ばず、ご自宅で気軽にご参加いただけますので、少しでもご興味がある方はぜひご参加ください!

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